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2025.10.03

  • お知らせ

2026年入社予定の新卒乗務員 内定式を開催しました。

昨日2025年10月1日(水)にホテル椿山荘東京にて2026年新卒入社予定者向けの内定式を開催し、138名の内定者が参加くださいました。なお2025年10月1日現在の内定者は計148名(タクシー乗務員141名、ハイヤー営業所職員7名)です。

 

これまでの新卒採用実績

 

日本交通では2012年より乗務員の新卒採用を開始しています。2016年からは入社が毎年100名を超えており、2012年~2025年までの累計入社数は2,114人となっています。

新卒学生にとってタクシーは、社会貢献性の高さや接客業としての魅力に注目が集まっています。加えて同世代に比べて収入が高い傾向にあるほか、勤務時間が決まっている(労働に関する法的制約が多い)ため余暇時間を取りやすく、他産業の業務よりむしろライフワークバランスに優れているなどのメリットもあります。

 

新卒採用に期待するもの

 

タクシー業界はドアtoドアで移動ができる唯一の公共交通機関として、高齢者・体の不自由な方・子育て支援など生活をサポートする多様なニーズ、エッセンシャルサービスとしての社会的役割への期待が高まっています。タクシーの供給力不足が叫ばれる中で「日本型ライドシェア」や相乗りサービスなどモビリティ業務の裾野が広がっていますが、社会の移動を支えるインフラとしての役割が求められ続けています。

 

日本交通の人的資源活用(HRM)と次世代サービスを担う人材育成

日本交通では、人事労務部署内に設置された、人的資源活用(Human Resource Management/HRM)部門が、社員一人ひとりの成長とエンゲージメントを高めるための活動を主導しています。

この部門では、社員が主体性を持って職種や部門の垣根を越えて活躍できる場を設けています。具体的には、どの社員でも経営層に企画提案ができる「委員会活動」の運営や、部署を横断した交流を深められる「サークル・同好会活動」のサポートを実施しています。

また、人材育成においては、年間を通した新卒者を対象とした総合的な研修制度の設計と進行を担当し、体系的な成長を促しています。さらに、社員の声を常時経営に反映させるため、年に数回実施される自己申告アンケートや公式LINEアカウントなどを活用し、新卒社員の声を絶えず集められる体制を整えてきました。

 

未来のモビリティを支える「人」の力

私たちは、新卒乗務員採用を通じて、高いホスピタリティを持ち、新しい技術やアイデアに柔軟に対応できる人材を育成することが、タクシーに対する社会のイメージを変え、より快適な移動サービスを実現し、社会の期待に応えることにつながると考えます。

将来、自動運転車両が実現していく場合においても、タクシーのオペレーションや現場を深く理解する人材は不可欠です。もちろん、観光ガイドや高齢者の乗降の手助けやお子様の送迎など、人が創り出すホスピタリティは、機械やAIに簡単に置き換わることはありません。そのため、より付加価値の高い移動サービスを担う人材は、これからも欠かせない存在です。

 

日本交通はこれからも、社員が安心して成長と活躍ができる環境を整えるべく、「人的資源活用(HRM)」「健康管理プロジェクト」の活動や「カスタマーハラスメント」対策など、積極的に取り組んでまいります。